シンフォニーヒルズ少年少女合唱団 第8回定期演奏会

若干お客さんは減ったかなぁ。大ホール1階席の8割くらいの入り。
またうまくなった。音程の正確さだけでなく、響きも綺麗になってきた。
うまくなったぶん、創立当初の突き抜けた面白さは減って、小器用にまとまってしまったようにも、前半は感じた。
震災を踏まえた、繊細な領域の想いもこめられていたから、ためらいや慎重さもあったのかもしれない。


後半。
小学生チーム、中高生チーム、それぞれにわかれての演奏が、楽しげでダイナミックだった。
そして、再集合しての「桜の背丈を追い越して」は、表現の振り幅が大きかった。


いまはまだ、指揮者の意図よりも、演奏のダイナミズムの変化が小さいけれど、
再来年くらいには、意図とぴったりの音が出てくるかもしれないな。楽しみ!