蒼穹の昴(21)「裏切り」

激動の中国・清朝末期。そこにいたのは、鬼でも仏でもない、人間・西太后であった。浅田次郎不朽の名作、壮大なスケールの歴史絵巻を日中共同制作でドラマ化!
維新を訴える改革派は、康有為(こうゆうい)の理論をもとに、皇帝を立てて世直しに乗りだすが、思うように進まない。焦る文秀(周一囲)は、軍の実力者の袁世凱(えんせいがい)を味方に引き入れ、栄禄の抹殺をもくろむ。同時に西太后(田中裕子)を頤和園(いわえん)に閉じこめ、改革の障害を除こうと図る。何としても袁世凱を説得しようと、文秀は自らその任にあたる。文秀の申し出に、袁世凱は、いったんは承知するが…。
出演
【出演】田中裕子,小澤征悦平田満,田中隆三,余少群(声:水島大宙),周一囲(声:福田賢二),張博(声:平川大輔),殷桃(声:藤本喜久子)
スタッフ
【原作】浅田次郎

息を詰めて見守った、緊迫の展開。


もしここで、改革派が主導権を握っていたなら。
日本との連携に成功していたなら。
その後の歴史は、相当違うものになっていただろうなぁ・・・。
東アジアは、もっと早くに平和で富んだ国々になっていたかもしれない。
それとも、まだこの段階では無理だったのだろうか。