朝まで生テレビ 検察改革

論点が整理されてて、とてもわかりやすかった。
中国や北朝鮮を笑えない。日本もまだまだ、法治国家に程遠い。検察次第で、いついきなり逮捕され、無実の罪で有罪になるか、わかったもんじゃない。

  • 検察
    • 強引な取り調べ→可視化

長期間拘留され、検察の作文した自白調書へのサインを迫られる。
あの手この手で脅されて。
サインしたら最後、裁判所でどんなに無実をうったえても、有罪に。
村木さんも、枚方市元副市長さんも、サインを拒否し続けたからこそ、かろうじて無罪になった。
しかし、サインしてしまった村木さんの部下や、市長さんは、一審で有罪に。構図は崩れてしまったのに、いまだ裁判が続いている。

    • 証拠の恣意的開示が許されている→全証拠の開示を義務付ける

村木さんの事件も、あのFDの存在そのものを隠されていたら、たぶん有罪だったそうな。
恐らくは改ざんに憤りを覚えた同僚たちが、提出資料に元の日付を載せていたからこそ、かろうじて無罪に。
先日再審開始が決定された事件も、39年間、検察のストーリーに矛盾する証拠が隠されていた。
税金で集めた証拠なのだから、当然、すべて開示すべき。

    • 倫理規定の改定

田原:起訴した事件に、無罪判決が出たり、
   特捜部が逮捕した人間が、不起訴になると、
   担当検察官の評価は下がりますか?

元検察官:下がりますね。出来ない奴だ、ということになる。

あっさりと肯定。なんと恐ろしい。
だからこそ、証拠をねつ造したり、隠したり、検察の作文した自白調書にサインさせる。