天賞堂HBf最終日 映画”アバター”鑑賞

15:50 舞浜着

インフォレストカフェ横階段下入口脇は、てもみんになるようだ。
映画館エリアのBGMは今日もMJ。新星堂もMJづくしのまま。ちょうどライブ・イン・ブカレストが再スタートするところで、JAMまるまる一曲見入ってしまった。そのあとも、入れ替わりつつ、常に人だかり。新星堂の移転先は、なんと天賞堂・PIT・カレイドスコープの跡!
天賞堂HBf。鉄道グッズなどを買い求めるお客さんで大混雑。ProZコンテナ貨車セットを購入。
17:00-19:59 アバター 3D酔いしたせいもあるのか、"予告編で想像したそのまんま”程度だった。
映画代以上の価値はもちろんあるけれど、
”カールじいさん”や”沈まぬ太陽”のような、人生そのものの感じられかたが変わってしまうほどのインパクトはなかった。
ひとつはっきりしていることがある。
我が家の奥さんは、うなぎや出目金と、ついに、喜んで手に乗ってくる、信頼関係を築いた。そういうちからが、これからの時代・とっても大切になる。
アメリカでこのテーマを描くには、こんなふうに寓意にするしか無いだろうなぁ。9.11テロの世界貿易センタービル崩壊と、そのあと降り注いだ灰を彷彿とさせるシーンなんか、実にうまいと想う。

追記

妻曰く

お父さん、"アバター"良かったみたいね。語るとき、顔が輝いてる。

上善、水の如しという。
エネルギーが全身に走って、ぞくぞくっとする事も無かったし、
涙が滝のように、さぁっと流れることも無かったし、
ぐらんぐらんと揺さぶられたり、こみ上げてきたり、突き上げるようななにかを感じることも無かった。
”白雪姫””ピノキオ””スターウォーズ”、どれも創り手の想い入れがびんびんに伝わってきて、オープニングの瞬間からぞくぞくした。荒削りなところも在る・それがまた迫力。
アバター”は、ある意味、まったく癖が無い。すべて綺麗に創りこまれていて、足すべきところも削るべきところも無い。
だから、すっと・すんなりと、伝わってきているのかもしれない。


この映画のテーマを一言でいうなら、
諸法無我
その境地が、もしかしたらこのすんなり感と癖の無さなのかもしれないなぁ・・・。


再び天賞堂HBfへ。別れを惜しみに来た背広姿の男性客が多い。落ち着いた雰囲気に。初代店長さんや本店スタッフの姿も。はや9年半。もし、このお店が無かったなら、僕は鉄道模型を再開していないだろう。とてもユニークで楽しい鉄道模型店だった。「そう言っていただけると、嬉しいです。それがこのお店の使命でしたから」「あらためて、たくさんのお客さんに支えていただいたんだなぁ・・・と。ありがとうございました」いえいえ、私は財力がなくて支えられませんでしたが・・・。
SATOシューズスタジオ跡は、はや白い壁に。こんなにコンパクトだったっけ・・・。
20:26 舞浜発