新型インフルエンザ

新型インフルエンザ:国内初の感染確認 大阪の高校生ら3人、成田で入院 - 毎日jp(毎日新聞)
さて、さしせまった問題は。
致死性が強いウイルスを前提にした行動計画を、そのまんま適用しつづけるのかどうか・・・だと想う。

 政府の行動計画は、国内で感染者が発生すると、第2段階に対策を切り替え、都道府県単位での一斉休校や集会の自粛、企業の業務縮小など、市民の活動制限も含めた感染拡大防止措置を取ることになっている。しかし検疫所で水際阻止できた場合は、ウイルスが国内に広がる恐れがないため、水際対策を続ける。

と、いう説明を変更しない限り、
今回空港に留め置かれなかった12人の方々が、どなたかひとりでも発症したとたん、
第2段階に対策が切り替わり、休校や業務縮小が始まる・・・ってことになる。


それは、あんまりにも馬鹿馬鹿しいんじゃなかろうか。


外岡先生が提唱されているような、”ウイルスの毒性・感染性の強弱も加味した行動計画”に、つくりかえるべきだと想う。

 たくさんの取材があっても(本日13社)、結局は社の方針で、世間を煽りまくる内容に統一されてくる。
 国も公衆衛生的見地等、とこ吹く風といった感じで、根拠無き対策を促す。


 そうした中感染者、または発病者は、別な国にいたなら、家の中でひっくり返ってテレビでも見ていれば良いものが、日本国では、医師という看守付きの、病室という名の留置所に入れられる。
 なぜ、このインフルエンザA(H1N1)感染者が入院するのに、陰圧病室が必要なのか、不思議な事が続く。


(中略)


 テレビでは、国からの指令に基づき対策に当たる公務員使徒達が、黙々と動き回る光景が写る。
 思考能力を失ったロボットのようにも見える。Sound of Silence。
 でも組織のパワーはすごい。


(中略)


 海外の報道は色々と情報を伝えてくれる。
 そこには国の専門家や研究者から発信されるメッセージが絶えず含まれている。
 大いに助かる。

香港のホテルの封鎖解除の様子も、TVニュースで放映された。
缶詰になってたひとたちが、陽気に喜びながら。「外の空気はいい!」