ありのままの価値を認める・・・受容 そして 知足へと

愛されるというのは、自分の価値を高めて、
その価値を他人に認めてもらうことではない。
ありのままの自分の価値を他者に認めてもらうことなのだ。

わたしたちは、愛されたい・ありのままの自分を認められたい・・・と、つい願う。
でも・・・そうしてくれるとは限らない。親や恋人でさえ。
みなそれぞれ、想いがある。くせがある。私の想い通りに動かなきゃならない義務もない。


世界に唯一、自分の想い通りに動いてくれるひとがいる。
それは自分。


もし、あなたがありのままの自分を愛されたいなら。認めてもらいたいなら。


ありのままを愛そう。
ありのままの他人の価値を、認めよう。
ありのままの自分の価値を、認めよう。
価値を認められない自分さえも、認めよう。
すべてを愛そう。


ふと気づくと、どう否定しようもなく、ありのままの自分の価値を、しっかり認識できている自分が、居る。


実は。
いくら他者から認めてもらっても、自分が自分を認めていなければ、不安が解消することはない。貪欲に、他者からの承認を要求してしまう。
自分自身が、ありのままの自分を認める。それがスタート。そして、スタートラインにたったとたん、既にゴールしていることに気づく。


これが、知足。
他者からの承認を求めなくたって、実は、自分は既に足りている。
自分がどう満たされるかを考えなくったって、既に、自分は世界を満たしている。