人生の使命

未来少年コナン、いよいよインダストリア沈没。
出航を急ぐ脱出船、ラオ博士と無言で握手を交す、インダストリアの指導者たち。


子供の頃、彼らの気持ちがわからなかったけれど、今はかなり判るような気がする。


時の流れと、自分の資源と。
ひとみなそれぞれ、人生の使命があるのだろう。
そんな話を息子たちにしたけれど、少し感じるところはあったみたい。


天然さんの下記記事が頭にあったので、そこから、私と妻がそれぞれ、両親や祖父・祖母からどんな特質を受け継ぎ、どんな特徴ある経験をつんで生きているか・・・という話になった。

自分の過去を清算するプロセスに十分時間をかけなければなりません。私たちのほとんどは乗り越えなければならないコントロールドラマを持っていますが、一度それを乗り越えると、何故、自分がその両親の間に生まれたのか、自分の人生の紆余曲折が何のための準備であったのかが、高い次元で理解できるのです。私達はみな、自覚せずにずっと追及し続けてきた霊的な目的と使命を持っています。しかし一度それを十分に意識すると私たちの人生は動き始めます。

私の父も、父の父もエンジニア。昭和10年代からのサラリーマン家庭で核家族
私の母も、母の父母も教育者。社会資本充実が家業。
地縁・血縁より友情、先駆的な教育・・・といったあたりが、両親と私とに共通する経験。
理を見いだし、活用する。それを人文的分野でおこなうことに、私は興味を感じている。


妻も・・・あ、似てるなぁ。
小学生時代転勤が多く、いろんな文化のあり方を肌で感じていること、
社会的立場を超えて、横の関係を創るのがうまいこと、
が、僕ときわだって違う特質かな。


さて、そういう私と妻のあいだで育った息子たち。どんな使命を果たしていくのかな。

生きること=life=生命・人生 に、私が、なにかを期待する のではなく、
生きること=life=生命・人生から、私が、期待されている。
この期待されている”なにか”・・・が人生の意味。