操体2回目

前回の施術以来、あの時感じた気持ちよさを味わえるよう、からだを動かしてみてた。
調子がいい。腰の一点だけがピンポイントで痛い状態で、施術を受ける。


若干左足が内側を向き、重心が上がり、左肩が下がる・・・という傾向は前回と同じ。でも、程度がごくわずか。
前回よりも、感覚が鋭敏になってる!足の指回しから、全身に波のような気持ちよさが伝わってくる。
腰・首・肩甲骨と、軽く触れていただく。
触れた点が、だんだん熱くなってくる。姿勢を変えると感覚が遠のくが、またじわじわと熱さが戻ってくる。
最後に触れていただいた肩甲骨。ここはかなり感覚が鈍っていたみたい。先生から「どくんどくん言ってますよ」と言われて、はじめて血が集まっているのを感じ始める。


「全身を使う」「触れで倒す」のデモンストレーションをやっていただいた。
凄い!
自分が抵抗すると、相手にも抵抗が生じる・・・これは、心理学でも言われるところ。それを体感するために、押し合ったり、逆に押されても抵抗しなかったり・・・という実習をしたことがある。押されても、ただ感じてまったく抵抗しなければ、倒されない。心理的にも、そう。
そして・・・「触れて倒す」は、まったく抵抗できない!こちらが脱力しているつもりでも、すぅーっと崩されてしまう。一体化して、沿って動いている。
もし、双方がこれをマスターしていたなら・・・自在に動けそう。二人でありながら、二人でないような。心理的にもこういう在り方って、理想の協働になるんじゃぁなかろうか。


身体って、本当に面白い。そして、身体を通してマスターしたことって、心理や真理に通ずるんだろうなぁ。


施術後。だるさが敏感に判るようになった。そしてそれを、からだを微妙に動かすことで、かなり解消できるようになった。からだの声が、素直に聴こえるようになったのかもしれない。
大堀先生が書いてくださったレポートがこちら。
http://plaza.rakuten.co.jp/ohori/diary/200502090000/