幸せへのヒント
http://www.try-net.or.jp/~honngo/hitorigoto/index.htm から。背景色がきつくて見づらいですが・・・。
- 常識
http://www.try-net.or.jp/~honngo/hitorigoto/josiki.htm
- 不適切な行動
http://www.try-net.or.jp/~honngo/hitorigoto/hutekisetu.htm
生徒・教師を、他の言葉に置き換えれば、学校以外のどんな状況にも当てはまります。
深刻さ 生徒の作戦 作戦の対象となった教師が感じる感情
第一段階 賞賛作戦 言葉をかけてほめてやりたくなる。
第二段階 注目作戦 注目を与えたい。うるさい感じがするが、憎めない。
第三段階 闘争作戦 腹が立つ。イライラする。挑戦されているように感じる。
第四段階 復讐作戦 どーんと落ち込む。傷つく。
第五段階 見捨てられ作戦 絶望感。どうしようもない悲しさ。
賞賛作戦が、実は、幸せになるには「不適切な行動」だというのは、案外盲点ですよね。
この「不適切な行動」、心理学者のアドラーの考え方です。
「人生は競争だ」「他人に対して優位に立つことでしか幸せは来ない」というライフスタイル(人生観と訳すのが近いとおもうんですが)を持っていると、永遠に幸せにはなれない。だって、自分よりも優位な人って必ず居るから。
この「不適切なライフスタイル」の表れが「不適切な行動」。生徒は幸せになろうとして「不適切な行動」を選択しているんですが、それでは、かりそめの幸せしか得られない。
では、どうすればよいか。
競争的な枠組みから離れて、「この世界は人々が協力しあっている世界なんだ。」ととらえられるようになると、適切な行動をとれるようになります。私たち教師は生徒を援助できます。他人の賞賛を得るために努力するのではなく、本当に自分が充実感を感じることを見つけて行動できるように援助することができるのです。
他人の賞賛を得るために努力するのではなく、本当に自分が充実感を感じることを見つけて行動できるように援助する・・・ここが肝なんでしょうね。
「充実感」を、どんな瞬間に味わってるのか。それに敏感であること、それを問い掛けること。
すると、他人との比較とは関係なく、充実感を味わっている瞬間があることに、容易に気づきます。
比較による優越感は幻で、それとは別に、確固とした価値があることが見えてきます。
価値を育て、充実感を膨らませるには、他人との協力が大切であることもわかってきます。
優越感を味わうための人間関係から、価値を創造し充実感を育む人間関係に変わってきます。
昨日・一昨日のお題につなげれば・・・その方向でのみ、人類に救いがある(^^)たぶんね。