苦しみが教えてくれること

不幸の原因を自らの環境や運命のせいにしているからである。
ある環境が現れたら、自分は幸せになり、
そうならなければ、不幸であると考える。
自分自身の魂の自己責任ととらえることなく、
運命や環境に責任を転嫁するのが人間である。

あぁ、これはそのとおりですねぇ・・・。

天上界においては不幸というものはない。
しかし、何不自由ない天上界から、
あえて肉体を持って、この苦しい地上に降りてきている。
それは、この地上においてしか学び得ない悟りがあるからである。
苦しみの中に、原因があり、
その原因こそ、自らの「魂の悪しき傾向性〜カルマ〜」がある。
この「因果の理法」を知り、
地上という魂の修練場において、
自らの「魂の傾向性」を変えていくことこそ、
「悟り」に向かっての修行と呼ばれるものである。
苦しみの中にこそ、悟りの種はあるのである。

天上界があるのかどうか、私はわかりません。ただ、肉体と共に生きている意味ってのは、まさにこれだろうなぁ。