プッチーニ指定の楽器による「喋々婦人」

http://www2.plala.or.jp/newcity/butterfly/butterfly.html
毎日新聞夕刊「コンサートを読む」欄の、梅津 時比古さんの記事で知りました。
本来、釣り鐘や風鈴や鈴(りん)を使うよう指定されているが、ヨーロッパにはそんな楽器はないため、中国の銅鑼やビブラフォンで代用されたり、パート丸ごと省略されて演奏されてきたのだそうな。
今回、西洋音階に調律した楽器を製造し、1/16に東京芸術劇場で公演したとの事。
100年の間、これで当たり前と思っていた音が、実は代用品だったとは・・・。
「西洋が解釈した東洋趣味」みたいな評価をよく聞くオペラだけれど、プッチーニの中で響いていた音は、ずっと深かったみたい。