雑感

白熱教室JAPAN 千葉大学 <全4回> 第1回「命の価値を議論する」 「白熱教室JAPAN」の第2弾は、千葉大学・小林正弥教授の「公共哲学」を取り上げる。小林教授は、ハーバード大学・サンデル教授の講義に刺激を受け、現代の正義をめぐって対話型講義に挑んでい…

あけましておめでとうございます

澄み切った空気。街の明かりがとてもきれいな年明けでした。 強風のためか、花火は見かけませんでしたが、 そんなものなくても、いや、ないからこそ、十二分に美しい景色でした。 ひとひとりひとりの明かりが、くっきりと輝いていく一年になるのではないか。…

大晦日

粉雪舞う、風の強い一日。 六甲山の上は白く。奥大山スキー場でなだれ。 昨年末、こう書きました。 実施力・仕合わせる力を磨く、一年に。 自分自身も、社会も、 強引にどちらかの方向に持っていくのではなく・・・というところまでは、行けたような気もしま…

一所懸命ひとに尽くしてくれるのに、人望がないひと

母との会話。 とても組織に尽力しておられるのに、浮いてしまうひとのおはなしがでて。なぜなんだろう・・・と、語り合った。 面倒見がいい 気持ちよく仕事をしてもらえるように

とことん味わう と 足るを知る のかも

一昨日のHT千葉市川で出た話題の一つが、”とことん味わう”ということだった。 悲しかったり、腹が立ったり、寂しかったり・・・といった、嫌な体験をしたときって、 つい、気持ちを切り替えたり、ごまかしたり、妥協して終わらせたりしてしまいがちだ。 する…

元国連事務次長、明石康さんの講演を、今日、聴けるとわかり、急遽職場に連絡して、年休をいただいた。 テーマは”国際機関で働くとは” 穏やかに、ごくあたりまえの、良く言われているようなことばかりを語られたのだが、 とてつもない重みを感じた。 たぶん…

ポール・グレアム「説得か、発見か」

ポール・グレアムさんのエッセーが面白くて、このところ順次読んでいる。 今日、”ははぁ、なるほど!!!謎が解けた・・・。”と腑に落ちたのが、表題のエッセー。 私は文章では人々を怒らせる。 うん、僕もそうなんだよね。なんでだろう?!? それはマイケ…

ショーの交代と、主題の継承

もしかしたら、 こころの声に従え・・・というテーマを、ポルトパラディーソ・ウォーターカーニバルから新シンドバッドが引き継いだみたいに、 文化の交流と融合・・・というテーマを、ミート・ザ・ワールドからTDSが引き継いだみたいに、 陰陽の遭遇と進化…

ハーバード白熱教室in東京大学 2コマ目 念願の再放送。 1コマ目をちらりと見た限り、受講者インタビューの部分など、若干再編集されているような気がする。 入浴を済ませ、2コマ目からじっくりと。 家族への忠誠心 弟が殺人を犯し、逃亡している。居場所を通…

法治

中華人民共和国の司法って、恣意的で、法治じゃなく人治・・・というイメージがあった。 違うのかもしれない。まだわかんないけど。 イメージがゆらいだ理由のひとつは、前にも書いた、日本の司法も恣意的なんだなぁ・という部分。 大阪地検特捜部の証拠改ざ…

いま 尖閣諸島がどこの国の領土だろうとかまわないや、世界全体の利益になるようにきちんと管理してくれるならば。 ・・・なぁんて書くと、波風立ちそうだから、書かないで置こうっと。 という気持ちが、僕の中にはある。 大本営発表が大嘘だとわかっても、 …

伊東遥さん、結婚!

伊東遥さん。突然引退され、 辛い状況になってしまったのだろうか・・・。 と心配していたのですが、取り越し苦労でした! ブログの更新が途切れ、皆様にご心配かけてしまい、すみませんでしたm(__)mご存知の通り、私は先月引退しました。 そして、現在は結…

余白と手抜き

「何処かに手抜きがあるんじゃないかと、 いじわるく店内を見渡していたんだけど、 素晴らしい、何処にも手抜きが無いわ、感心した」 嬉しかったのですが、不安にもなりました。 普段から大切にしている「余白」が この店には無いのではないかと思った。 手…

ハロウィン HT千葉市川

直撃かと心配された台風は過ぎ去り、霧雨とくもりの一日。 気温も穏やかで、絶好の仮装日和! 嬉しい出会いの多い一日でした。 21時から雨の予報。なにで移動するか迷った末、いまは市川中央公民館の駐車場が使えないと教えていただき、霧雨の中、PC-700で出…

毎日新聞夕刊 新幸福論 假屋崎省吾さん

幼いころから美への関心が高かったのですか。 という記者の問いに、育った家庭を語る。 地方公務員の父、専業主婦の母、省吾さん、妹さんの4人家族。石神井公園近くのちいさな都営住宅での暮らし。 貯金は一切せず、旅行・コンサート・おいしい物を食べるな…

榊莫山さん 死去 いま、TVニュースで知りました。 ああいうひとになりたいなぁ。 サムライ審判 大リーグに挑む なれるのは、100人にひとり! ジャッジの正確さだけではなく、威厳も求められる。 ハンバーガーで食いつなぐ日々。 メジャーに上がれば、年収は5…

多様な視点を手に入れれば入れるほど、とかくこの世は生きやすい。 笑い飛ばせば、一歩、大人に。 そのとおりだよなぁ・・・。

いま「正義」を考える 〜「白熱教室」サンデル教授に迫る〜 安田講堂。ハーバードの大教室と比べて、座席から舞台を観た感じはあまり変わらないが、舞台から座席を見回したとき、なんと貧相というか寒々しいというか、殺風景なことか。 80s洋楽倶楽部 ジョン…

日本は、世界の予告編

◇近代400年の終わりに このようにして得られたデータから水野氏は、次のようなスリリングな論点を導きだした。大航海時代の1600年代に近代は始まった。この社会を支えた原理とは、世界の総人口の2割に満たない一握りの先進国の人々が、残りの8割を…

大局観 700年周期で情→知→意

やっと最近になって、日本の歴史がどのように展開するかわかりました。 岩村 どう展開するか、お教えください。 中西 日本は700年周期で変わっています。5世紀から平安時代までが第1期。1192年の鎌倉時代から1868年の明治維新までが第2期。そ…

検察と政治

伊勢電気鉄道について調べてて、戦前の2大政党の政権交代と、検察・警察が露骨に関連してたことを知った。 政権交代の途端、県知事も警察署長もみな変わる。 そして、政敵を没落させるべく、前政権の汚職事件を徹底的に捜査する。 同時に、ライバル会社に露…

システムにひとを沿わせるか、ひとがシステムを磨くか

急行「きたぐに」北陸トンネル火災事故・・・というのが、1972年にあった。 当時10歳だった私も、実に印象深く覚えている。 北陸トンネル内を走行中だった、大阪発青森行き客車急行列車「きたぐに」の11号車食堂車(オシ17形)喫煙室椅子下から火災が発生し…

理系と文系の乖離

製造現場でとてもうまくいった、QC活動。 しかしそれを、全社に拡げ、さらには製造業以外へも展開する試み、TQC・QA活動は、あまり上手く行かなかったようだ。 むしろ、欧米で成功し、 ISOマネジメントシステムや、顧客満足向上活動などの形で、逆輸入されて…

業務改善発表会

ここ数年担当を離れていたので、久しぶりに参加。 内容もプレゼンテーションも、レベルが上がっている。 (4)がわかってないひとに、(1)の仕事は、できないんじゃないか。 (1)のセンスがないひとは、一流の(4)にはなれないんじゃないか。 経営的な観点と、作…

一流のひとは、なぜ謙虚なのか

数年前、ディズニーパーク写真家・うるふさんが、こうぼやいていた。 「たくさんのひとがWebサイトにアクセスしてくれるようになった。でも、”いい写真ですね”とか”綺麗ですね”とか、通りいっぺんの感想しか言ってくれない。まだまだ未熟なのに、ズバッと指…

システムとひとと分断・・・新)4つの労働者階級 - Chikirinの日記を読んで

ここ10年、仕事に関する僕の問題意識は、ここにある。 現代における労働者は、(1)システムの設計をする人(システムより上に位置する)(2)&(3)システムを作る人(システムと同じ位置にいる)(4)システムに沿って働く人(システムの下に位置する)という3つ…

階級のない社会だからこそ、豪華車両が生まれた

アメリカの鉄道は基本的にモノクラスで、これは階級社会を否定した19世紀のアメリカの世相を反映したものと言われている。長距離列車は普通座席車(Coach)と、プルマン寝台車の二種で構成されていて、プルマン寝台車は、寝台料金の他に、普通座席車…

レスポンシビリティ

はっきりと秋。 管総理の支持率が上がった、と新聞で読んだ瞬間、自らの心の動きをも顧みて、おもった。 あら、僕、今回の代表選挙にまったく関与していないのに、あたかも代表選びに参加したかのような気分で居るぞ・・・ 続いて想った。 おぉ、だから日本…

涼しくなった。夕方に短時間、にわか雨。 民主党代表、管さんに決まる。 僕自身は実は、一度小沢さんに首相をやってもらったほうがいいと感じていた。 管さんが首相になってから、天下り制限・予算編成方式など、急激に後戻りしてる感があるのがひとつ。政権…

ビルド&放置

アメリカ合衆国って、知れば知るほど、想像を遥かに超えて・・・壮大というか、途方も無いというか。 アメリカ旅客鉄道史+α かつてアメリカは、世界一の電車王国だった・・・と、言葉では知っていた。 しかしまぁ、その規模の、なんと大きなこと!!! アメ…